トッド・オーヤング氏、Nikon D500を語る

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祝ニコンD500発売!!

1月の発表から話題沸騰のカメラ、Nikon D500
あまりの人気ぶりに発売日の延期を経て、ついに4/28に販売開始されました!

自分の周りでも発売日に購入した人がいたり、キタムラの店頭で現金で購入している人がいたりと、初日に手にした人も多いようで、D500ネタがSNSにもバンバン上がっていますね。

自分は当分購入できそうもないので(涙)、別の切り口でD500について語ります!

ライブハウス最強カメラか!?

連写性能、広いAFエリア、AFの食いつき、高感度性能など、まさにクラスを超えたフラッグシップ機と呼べるD500。様々なシーンで活躍が期待されますが、自分が期待するのはライブ撮影の切り札として使えるんじゃないかということ。

D500 AFエリア

D500 AFエリア

以前の記事でも書きましたが、ミュージシャンのライブ、特にバンドの場合、広いAFエリアは撮影の自由度が増します。
こればかりはFX機、いわゆるフルサイズ機はDX機(APS-C)に勝てません。
ライブハウスでの撮影機材としてみたNikon D500の魅力

中央のフォーカスポイントで-4EV、その他のフォーカスポイントすべてで-3EVを実現したAFは、暗所で安心して使えます。
ライブハウスは明暗差が激しく、めまぐるしくライティングが変わり、常に被写体が明るく照らされているとは限らないので、これは大事。

ISO51200を達成した最高常用感度は、ISO12800あたりでもなんとかなるかなぁ。
いや、今日みたライブハウスでは、出演3バンドのライティングが全然違っていて、メンバーの立ち位置(アクション)によっても違うとはいえ、かなり暗くて困ったケースもあり。使えるならもうチョイ上まで使いたいです。
ただ、こういう場面は高感度がどうのこうのというより、ライティングが悪いと思う。ちゃんとステージ上のミュージシャンを照らしていないのだから。
もちろん高感度が使えれば、絞りのコントロールの幅は広がりますね。

Todd Owyoung氏(トッド・オーヤング)D500を語る

D500のカタログで、トロントのロックバンドDilly Dallyを撮影、作例を載せているトッド・オーヤング氏のインタビューがありました。

タイトルは「Rocking Event Photography with the Nikon D500」。

一部、撮影の様子も動画に収められています。

彼はこのようにD500のアドバンテージを解説しています。
(Googleによる翻訳を意訳しています。間違いがあったらてへぺろです。)

  • 「広いAFポイントは柔軟な撮影を可能にする。タイトな構図を実現できる」
  • 「AFは、コントラストの低く薄暗いなかで、磁石のようにロックされた」
  • 「私はめったにISO3200より下で撮影しません。典型的なコンサート会場では、f / 2.8と1/500でISO 6400が必要になる場合があります」
  • 「ISO12800以上を必要とした場合でも、D500は低コントラストの被写体を写し止めました」
  • 「ISO100〜ISO51200の常用感度で不足するような暗闇でも、D500はFX機(フルサイズ)と同じパフォーマンスを提供する」
  • 「タッチ操作ができるチルトモニターはライブビュー撮影で使い易い」

第一線で活躍する人が、実際に使った上で語る言葉は、やはり説得力がありますね!

オーヤング氏の「コンサートの写真のためのカメラ設定」

  • 露出モード:マニュアル
  • 絞り:解放
  • シャッタースピード:1/250以上の高速
  • ISO:1600-3200(またはそれ以上)
  • AF設定:AF-C / AIサーボAF
  • ホワイトバランス:オートWB
  • ドライブモード:高速連写
  • ファイル形式:RAW

気になったのは露出が「マニュアル」ということ。
カメラが高感度に強くなった今、ISOオートで対応するということも可能かもしれませんが、露出を完全マニュアルは難しいのでは?
自分はD750でシャッタースピード優先(1/100〜1/250)でISOオート(上限6400 or 12800)がデフォルトですね。

2/21 ROCK SCRAMBLE in 富士アニマルネスト

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