まだD500のカタログの実物を見ていないのでなんとも言えないけれど、常用最高感度がISO51200ってクレイジー!!
ただ、カタログのPDFを見ても、NikonのD500特設サイトをみても、明確な撮影データが出ていない。
高感度撮影のサンプルとして掲載されているドラムの写真、これはISO51200なのかな・・・?
いや、これは・・・多分違う。詳しくは後半で。
FXフォーマットと肩を並べる高感度耐性
いや、本当にFXフォーマットと肩を並べるよ。ぜんぜん使えちゃう。
昔は“常用感度”なんていっても、実際には高感度はノイズばかりで「非常用じゃん!」ってかんじだったけれど。D750負けてるかも!?
自分は秒間10コマの連射はいらないのでちょっとオーバースペックの部分もあるけれど、動画機能も含めてやっぱり魅力的。
(そうはいっても、連射が速いと撮影のリズムが違うんだよねー)
DXフォーマットなら画面いっぱいにAFエリアがあるので(D500はダントツに広い)これも使い勝手がいい。
もう少し早く発売されていたらこっち買っていたなー。
D500の作例から読み解く
ここで興味深い記事。
まずはD500の特設サイトをみてみよう。
下にスクロールしていくと出てくるドラマーの写真。
そこに誇らしげに書かれた「EXPEED 5が実現したISO 51200」
はたしてこの写真はISO幾つで撮られたものなのか。
作例にはバンドの写真がいくつか使われており、ホント、今すぐD500もってライブハウスに行きたくなる。
しかし、冷静に見てみるとこれらの作例にはexifデータがないので、ISOも含めどのような条件で撮ったものかは全くわかりません。
カタログのPDFデータがダウンロードできますが、そこにも情報はなし。
カメレオンの作例がISO51200と明示されています。
この一連のバンドの写真を撮影をしているのはTodd Owyoung氏(トッド・オーヤング)。
オフィシャルサイトには彼が撮った躍動感あふれるライブの写真、ミュージシャンのポートレートなどがアップされていて、どれもめちゃめちゃクール!!どの写真も参考になります。
彼のブログにはさっそくD500のレビューが掲載されており、非常に興味深いことが書かれています。
Shooting with the Nikon D500, when ambient light conditions called for ISO 12800 and above, the AF of the D500 crushed it, even with moving, low contrast subjects in dim lighting (AKA live music photography).
For my work, I could easily shoot at ISO 6400 and ISO 12800 all day, the high ISO performance is just that good.
google翻訳で読んだのでもしかして間違っているかもしれないけれど、ISO6400とISO12800で撮っていると読めるのだけれど、どうだろう???
もちろんこれだけの高感度でも十分な仕上がり。商業印刷で使える納得のクオリティー。
おそらく現在Nikonでトップクラスの高感度耐性を誇るD4s、D750に迫るレベルだと思う。
揚げ足をとるわけじゃないけれど、某価格.comで、「この写真はISO51200なのかどうか」というスレッドが立っていたので自分なりの見解を述べただけです。
あとはライティングなどは街のライブハウスとは比べ物にならないほどいいだろうしね。
ユーザーの作例が揃うまで、ちょっと冷静に見ていようと自分に言い聞かせているだけです!
だって、本当に欲しくなってくるんだもん!