最近のニュースで気になったこと。
ピースサインで写った写真から、指紋を読みとることができるそうだ。
「カメラに何げなくピースのサインをするだけで、指紋が出回ってしまう」。指紋の盗撮防止技術を開発した国立情報学研究所の越前功教授は、こう警鐘を鳴らす。
なので、「自撮り」のピース写真をネットにアップすると、指紋が簡単に盗まれますから気をつけて! ということらしい。
その根拠として
国立情報学研究所の実験では3メートルの距離で撮影した画像でも読み取れることが判明しており・・・
と書かれているけれど、3メートルって結構あるよ。自撮りの距離じゃない。その距離でどんな写真を撮ったのだろう?
こちら、フリー素材で有名なPhoto ACで提供されている、ピースサインをしている女性の写真。
地鶏ではないけれど、まあ普通にピースでポーズとったらこんな感じ。
本データのダウンロードはこちらから。
Small(640*427px)は無料だけれど、Large(5000*3333px)は有料なので、オリジナルデータは掲載せずに、手の部分だけ切り抜いておきます。
うーん、ここから指紋を読み取るのは無理かなあ。
ちなみにexifデータを見ると、撮影は Canon EOS 5D Mark III。焦点距離は50mm。
国立情報学研究所の実験は、何ミリのレンズだろう。
結構アップで撮らないと指紋まで見えないんじゃないかい。
ちょっと気になった。もし詳細知っている人がいたら教えてください。